TOEICっていったい何点位取っておけば就活で有利になるんだろう、実際自分が就活をする段階になるとそんな疑問が湧いてきますよね。
そこで今回この記事では、そんなあなた向けに理系の就活で有利になるTOEIC点数をお伝えしたいと思います。
私自身の就活当時の経験や、実際にメーカー技術職として現場を見てきた経験も含めお話しできればと思います。
目次
TOEICの点数と理系学生の就活について
1. TOEIC何点取っておけば就活で有利になるのか
実際に何点を取っておけば理系の場合就活で有利になるのか、私の考えでは最低600点からだと思います。
一般的な企業の場合、「TOEIC600点を取っている」とエントリーシートや面接の段階で言うことができれば、理系の場合、少なくとも英語ができないと言う判定を受けることはまずないと思います。
(日本で上から数えた方が早そうな有名メーカーの場合、事情は異なるかもしれませんが)
そして、600点を超えて700点,800点となってくると間違いなく英語ができる人扱いされます。
なので、700点以上であれば理系就活においてプラスの評価を貰えると思って間違いありません。
実際、私が新卒で就職した当時のTOEIC自己ベストは715点でしたが、理系職を受ける場合にはどこでも「英語ができるんだね」という反応を貰えていました。
文系の場合では700点で心もとない感じもありますが、理系で今までやってきた研究に加えて英語もやってきたんですよアピールができれば、間違いなく就活を有利に進めることができます。
また逆にですが、TOEICの点数が500点未満の場合はエントリーシートにその点数を記載しない方が賢明でしょう。
何故なら、その点数を記載することで逆に自分は英語が得意でないとアピールすることになってしまうからです。
なので、TOEICの点数は500点以上から記載するよう注意しましょう。
もし現在、まだ600点に至っていないという人は下記の記事も参考に是非600点以上を狙ってみてください。
関連記事:短期間でTOEIC600点を取りたい人がとるべき勉強戦略
2. TOEICの点数は学歴をひっくり返せる場合もある
TOEICの点数は大学の学歴をひっくり返せる要素も持っています。
企業は学生が「我慢強く人から言われたことをできるかどうか」を判断するために学歴を利用することがありますが、TOEICの点数に関しても同様の見方をすることがあります。
正直に言うと私の学歴はほんと言えた程のものでないんですが、それが「TOEIC 715点(当時)」という点数のおかげで大きくカバーされ、前職に就くことができました。
私の以前勤めた会社には、全国の有名大卒の人も大勢いて普通に私の学歴だけではまず同じラインに立てない人達ばかりでした。
ですが、TOEICの点数があったおかげで何とかそのラインに並べた訳です。
なので、もしあなたが自分のことを低学歴理系終わった、なんて思っているのであったらTOEICの勉強を頑張って就活で一発逆転を狙うのも大いにアリだと思います。
仮に一つの職場に就職がうまくいかなかったとしても、TOEICの対策で身につけた英語力は無くなりませんから確実にあなたの血となり肉となってくれるでしょう。
関連記事:暇な大学生は英語を絶対勉強するべき。その5つの理由について話したい
3. 理系でTOEIC700点以上は有利、でもそれだけを押し出しすぎないこと
就活で面接をする時に気をつけたいのが、「英語が得意であることを押し出しすぎない」ことです。
いくら英語が得意だからと言って、理系でメーカー希望などの場合にはまずエンジニア(技術者)としての適性が一番最初に見られるはずです。
なので、面接の際にはまず自分が大学でやってきた研究について説明し、それが企業に入ってからどのように活かせるのかをアピールすべきです。
そして、その上で「英語力もあるから製品の海外展開の際などにも自分は活躍できる(御社に貢献できる)」と主張ができれば完璧な流れと思います。
間違っても英語力のアピールだけして、自分のエンジニア(技術者)として貢献できることを説明しないような事態だけは避けてくださいね。
まとめ
理系学生が就活でTOEICを利用する場合、以下のことを覚えておくと良いでしょう。
- TOEIC600点から英語ができそうと思われ700以上なら就活有利
- TOEICの点数で学歴をひっくり返せることもある
- TOEICの点数は前面に押し出しすぎず添えるだけ(あくまで研究メイン)
これらはこれからの時代変わる可能性もあるルールではありますが、少なくとも私が社会人になってからのここ10年近くは変わっていないルールです。
なので、ぜひあなたも、時間が許すのであればこれからTOEIC(英語)の勉強をして高得点を取って就活を有利に進めてください。