今回この記事では知っているだけでTOEICリスニングの点数がアップする重要な小技というかテクニックを5つご紹介したいと思います。
TOEICをこれから初めて受ける人であったり、リスニングの点数が400点未満という人は是非一度チェックしてみてください。
これまでここに書かれていることを実施していなかった人は勉強をせずとも点数が上がるまたとないチャンスです。
目次
次の試験から役立つTOEIC小技テクニック5つ
1. マークしやすい鉛筆(シャープペン)を使う
TOEICマーク時間を少しでも短縮出来ないかと下記の3条件で本日100問連続マークした結果をご報告。
— SATO@英語×ブログ🇬🇧 (@sato_english_) 2019年5月18日
筆記用具:100問マークにかかった時間
HBの普通の鉛筆:3分40秒
1.3マーク用シャープ:3分03秒
2.0製図用シャープ:3分15秒
20秒あればpart5が一問は解けますからこの差は大きいですね🧐 pic.twitter.com/KIOIDtDRXc
学生の方の場合はセンター試験対策でマークシートは鉛筆やマーク用に特化したシャープペンで塗った方が通常のシャープペンより早く塗れるというのは常識かもしれません。
ですが、TOEICの場合も同様で鉛筆やマーク用に特化したシャープペンシルを使用した方が素早くマークを塗りつぶすことができます。
その結果として時間短縮に繋がり、一問でも多く問題を解くことが可能となります。
TOEICの場合、リーディング問題を高得点叩き出す人以外は基本的に時間が足らなくなる試験と考えて間違いありません。
そのため、一問でもしっかり解くためにはマークしている時間も無駄にはできません。
私も一度、TOEICの試験を0.5mmのシャープペンシル(しかもクルトガという芯先が尖り続けるタイプ)を利用して受験したことがありますが、あれはひどい体験でした。
鉛筆でマークする場合と比べて本当に遅いのなんのって、実際にマークを塗ることに時間がかかる事実以上に「うわやっちまったよ」という感覚のせいでメンタルが試験中に乱れてそれが非常に嫌でした。
なので、もしあなたがTOEICで通常の(0.5mm)シャープペンシルを使用しているのであれば次の試験からマークシート用のシャープペンを使用しましょう。
詳しくは下記の記事にまとめていますが、マークシート用のシャープペンを使用することで、通常のHB鉛筆より約40秒(Part5二問分)も時間を短縮することができます。
なので、是非TOEICにはそれに対応したシャープペンを使用するようにしましょう。
関連記事:解答速度が上がるおすすめのマークシート用シャーペン。実際にマークして速さ比較してみた。
2. 先読み&先読み
TOEICリスニングで何より大事なテクニックが問題文の先読みをしておくということです。
問題文を先読みしておくことで何が良いかというと、まず問題で出てくるシチュエーション、問われる内容をある程度予測することが可能となることです。
例えば、問題文に空港や映画館、美術館などの場所の文字が並んでいた場合に「この問題は会話されている場所を問うてくるな」という目星がつきます。
そして場所の目星をつける単語を聞き取ればいいのだなという何処に注意してリスニングすべきかという重要ポイントがわかってくるんです。
そのため、リスニングは可能な限り先読みをすることで問われる内容を予想し備えてすぐに回答するというのがベストな戦略となります。
リスニングパートが始まるとまずパート1の試験内容説明が英語で始まると思いますが、そのタイミングでもう問題文の先読みを始めてしまいましょう。
パート1の試験内容説明の時間は長いのでその間に結構な数の問題文を先読みすることができます。
これまでリスニング問題の先読みをやってきてなかったという人は、是非次の試験や、その練習のタイミングで実践してみてください。
これをやるのかやらないのかだけでTOEICのリスニング問題は間違いなくその難易度が変わります。
実際、私自身もリスニングは495点を自己ベストとしていますが基本的に問題は先読みし続ける方法をとっています。
仮にもし先読みを禁止された場合495点から結構点数を下げることになるんじゃないかなという感覚もあります。
3. マークはちょこんと印をつけるだけ
TOEICリスニングのマークの仕方として印をちょこんとつけるだけでしっかりと塗りつぶさないというテクニックがあります。
どういうことかというと、リスニング問題ではマークを塗りつぶしている時間も勿体無いということなんですね。
特にパート3とパート4では、前述の通り問題文を先読みし続けることが重要になってきますので、マークを塗りつぶす時間が本当に先読み時間のロスに繋がります。
なので、パート3とパート4ではマークをしっかりせずに、後から確認してどの回答を選んだのか分かるマークをするだけして、全てのリスニング問題が終了した段階で全ての問題を塗りつぶすようにしましょう。
リーディング問題の時間を若干圧迫することにはなりますが、問題のマーク方法を工夫するだけでも間違いなく点数を上げることができますから、是非このテクニックを使用してみてください。
関連記事:TOEIC Part3,4のおすすめ勉強法【難しい、聞き取れないを解消】
4. 悩まずガンガン進むべし
「悩まずガンガン進むべし」とはどういうことかというと、TOEICリスニングでは基本的に分からない問題もしくは回答に悩むような問題に出くわした時は適当にマークをして次に備えるべきということです。
TOEICリスニングは基本待った無しで問題が進んでいってしまうため、一つの問題に躓いて悩み始めてしまうと次の問題の文章を先読みすることができなくなってしまい、次の問題も解けないという悪循環に陥り始めます。
なので、TOEICリスニングでは分からない問題は捨てて次の問題に備えるようにしましょう。
その方が試験中のメンタル的にも安定しますし、実際に次の問題で点数を取れる可能性が上がるため結果としてスコアアップを狙うことができます。
また、「分からない問題を捨てて次に進むべし。」というのはリスニングに限らずリーディングも同様です。
リーディングに関しても分からない(難しい)問題を飛ばすことで点数が上がることもあるので気をつけてみてください。
関連記事:
5.分からない問題があっても最後まで諦めない
TOEICのリスニングの場合、最悪数問解けない問題があっても満点を取れる可能性があります。
TOEICの問題は全問正解したら満点なのはそうなのですが、仮に全問正解しなくてもその回の試験難度が高かったと判断された場合は、全問正解をしなくても満点となることがあります。
そのため、リスニング中に間違ったなとか分からないなという問題が出てきても諦めないで集中して問題を解き続けることが重要です。
まとめ
今回、この記事で紹介したTOEICリスニングの点数を上げるテクニックをまとめると以下のようになります。
- マークしやすい鉛筆もしくはマーク用のシャープペンシルを使う
- リスニング問題文を常に先読みし続ける
- Part3とPart4のマークは初め軽くつけ、リスニング後に全て塗りつぶす
- 怪しい問題は潔く飛ばす(適当にマークする)
- 全問正解しなくても満点はでる。だから諦めない!
TOEICリスニングは勿論自分自身のリスニング力が重要なのは間違いないのですが、今回この記事で書いたようなテクニック的な内容も点数を上げる上ではかなりの必要事項となってきます。
テクニックを実践するかしないかだけで数十点から下手したら100点単位で点数が変わるなんていうことも普通にあると考えられます。
そのため、テクニックだと馬鹿にはせず、是非次の試験やその練習問題を解く時から実践してみてください。
関連記事:
コメントを残す